ゆるっと薬膳生活を楽しむmogumoguです。食べることが好きな私でもできる“なんちゃって薬膳”をシェアしていきます♪梅雨の時期がやってきました。この時期、なんだか体が重くて・・・「これって年齢のせい?」って思ってたけど、本を読んだら五臓の「脾」は「湿」が苦手で、「湿気」は体にたまりやすくて、むくみやだるさの原因になり、胃腸が弱い人は影響を受けやすいとか・・・じゃぁ何を食べたらいいの?と思ったら、なんと「とうもろこし」が登場!
梅雨のむくみ・だるさに!とうもろこしでゆる薬膳を始めませんか?
とうもろこしには利尿作用(むくみ・湿気対策)がある!
薬膳ではとうもろこしは『利湿(りしつ)』といって、体にたまった水分=湿(しつ)を外に出す働きがあるとされています。むくみや重だるさが気になる梅雨の季節にぴったりの食材です。
とうもろこしは胃腸の調子を整える
胃腸の働きを助け、消化吸収力を高めるため、食欲不振や胃腸虚弱の改善に役立つとうもろこし。胃腸が弱い人が影響を受けやすい梅雨の時期に、胃腸の働きを助けるなんてありがたい食材です。食物繊維が豊富なので、便通改善にも役立ちます。
体の熱を取るのに、体を冷やしすぎない??
とうもろこしは「情熱」作用があり、体にたまった余分な熱も取り除きます。え??じゃぁ体を冷やすから夏まで食べるの待った方が良くない??って思って調べたら、とうもろこしは夏野菜ではるのですが、薬膳で「平性(へいせい)」とされていて、体を冷やしすぎず、熱をとりすぎないため、年間を通して食べやすい食材らしいです。甘みが強くなる旬は6〜8月。梅雨時期に旬だから美味しいに決まっている!
調理も簡単なとうもろこし
調理方法とか考えていたら悩んでしまうので、私はとうもろこしの皮を少しだけはいだら、サランラップで巻いて、レンジで5分温めるだけ。(レンジによって違うのでご家庭のレンシレンジで調整してくださいね)とうもろこしは「ひげ」や「芯」もチカラがあるそうなので、「ひげ」が残っていても気にせずに食べます。
今回シンプルに蒸していただきました♪
中医学では、とうもろこしのひげを南蛮毛といって、「ひげ」や「芯」を一緒に煮出すと効果的と言われています。
「芯」の恩恵もあやかりたい方は、「とうもろこしご飯」なんかはどうでしょうか?
芯も一緒に炊飯器にポン!と入れるだけでほんのり優しい香り。
味付けは塩だけでも美味しいけど、少しお酒や出汁を入れて炊くと、香りがぐっと引きたってさらにおすすめ◎
なんちゃってだっていいじゃない!
なんちゃってでも、ちょっと意識して食材を選ぶと、不思議に体が軽くなったような気がしてきます(←単純。笑)
とうもろこしは茹でてカットしたら冷凍保存も可能なので、皮付きのとうもろこしをお店で見つけたら、何本か買うのもいいかもしれません。
普段何気なく食べているとうもろこしも、薬膳の視点でみると立派な“梅雨の味方”。旬の力を借りて、じめじめした季節を元気に過ごしましょう♪
次回はひじきと大豆の予定です。実はひじきも旬なんですね~。